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2024.10.16
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【開催案内】知的財産法講演会 / CPS研究会: 「電子商取引時代のアフリカとブランド保護」(2024/10/22開催)

 慶應義塾大学は、ドイツ特許法・営業秘密保護法の第一人者であるアン教授を今年もお迎えして、ご講演いただきます。アン教授はアフリカに何度も足を運び、現地で時間を過ごしています。
 アフリカは、アジアに次いで世界第2位の面積を誇る大陸であり、今後数十年で最も発展の可能性を秘めています。しかし、現在のアフリカ市場は、ファッションやスポーツシューズなどの贅沢品と呼ばれるものから、自動車・飛行機の部品や医療製品などの消費者の安全に直ちに影響するものまで、あらゆる海賊版製品の行き着く先となっている現状があります。
 本講演では、アフリカの現状を題材に、先進国が、アフリカの近代的な技術、医薬品、そして消費財の不足を補うために何ができるか、その文脈において、知的財産の保護はどのような役割を持つかをお話し頂きます。
まず、アフリカへの海賊版商品の主な流入経路とアフリカの地域的多様性について指摘し、次に、電子商取引も含めた保護体制について取り上げます。さらに、腐敗が依然として構造的な課題となっている執行メカニズムについても取り上げます。最後に、日本企業の取りうる選択肢についてお話しします。アフリカに進出するとき、日本企業は海賊行為にどう対応すべきでしょうか。

*この研究会は、CPS研究会の一環としてJSTムーンショット型研究開発事業JPMJMS2215の支援を受けています。


・開催日時:2024年10月22日(火) 18:15-20:00(開場 18:00)
・会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6階G-Lab
    https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
    ※東館はキャンパスマップの【13】です。


・形式:対面(会場)参加 ※オンラインはありません。
・対象者:どなたでも参加可(事前登録要)
・言語:英語・日本語(逐次通訳)
・定員:50名 ※定員に達した場合には入場をお断りすることがあります。
・共催:慶應義塾大学 大学院法学研究科
    慶應義塾大学 サイバーフィジカル・サステナビリティ・センター(CPSセンター)
・参加費:無料
・参加登録:下記のリンクから必ず事前登録を行ってください。登録がない場合は参加できません。
      (申込締め切り)2024年10月22日(火)正午 まで →申込は締め切りました。
 
・問い合わせ先:慶應義塾大学 CPSセンター運営担当 ms-kimijimaoffice@googlegroups.com

本講演会案内パンフレットはこちら