NEWS&EVENTS
【募集の背景】
慶應義塾大学サイバーフィジカル・サステナビリティ・センター(CPSセンター)にて、
プロジェクト推進メンバーとして参画して活動する特任教員(有期)、CPSセンター職員(コーディネーターまたは技術企画)を募集いたします。
CPSセンターは、ムーンショット型研究開発事業目標1*における課題推進者*である慶應義塾大学法学部 君嶋祐子教授が推進する研究開発課題「サイバネティックアバター(CA)の知的財産保護及び社会的・政策的展開」の一環として、サイバーフィジカル空間を通貫して持続可能な社会システムと法政策についての研究拠点として設置されました。CAの知的財産法をはじめさまざまな法的問題、社会的・政策的課題の研究を遂行するとともに、VR、アバター、ロボットの体験イベント等を企画開催して、社会のさまざまなステークホルダーと対話しながら研究活動を行ってきました。2025年度は、本研究開発課題の中間報告年度にあたり、さまざまなイベントを開催するとともに、研究成果の公表や報告、2026年度以降5年間の研究計画策定や企画等を行っています。
*ムーンショット型研究開発事業目標1は「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」をテーマとして10の研究開発プロジェクトが活動しています。
君嶋教授はその中の「アバターを安全かつ信頼して利用できる社会の実現」に取り組む研究開発プロジェクトにおける研究開発課題の課題推進者です。
【業務内容】
CPSセンターでは、研究参加者らによる法学研究や文理融合研究を進める一方、特任教員、臨時職員を中心に研究監理、企画運営を行っています。
2025年度は、本研究開発課題の中間報告年度にあたり、研究成果の公表や報告、2026年度以降の研究計画策定や企画等を行っています。
2026年度は、CAを用いた労働に関する問題や、社会におけるCA技術の活用のために、身体動作データの収集・利活用の技術企画を行うとともに、そのようなデータの利活用を促進するための知的財産法の研究、アバターやロボットの実用化に伴うE3LSI課題(「倫理的・経済的・環境的・法的・社会的課題(Ethical, Economic, Environmental, Legal, and Social Issues))の研究等も加えて、文理融合で行うことを計画しています。
これらと並行して、CPSセンターにおいては、VR/アバター体験、ロボット体験、データ収集体験等のワークショップを企画実行する予定です。
この度、2025年度中の研究成果のとりまとめや報告、今後の企画と、2026年度以降のセンター研究運営のために、CPSセンター特任教員・職員を募集することとしました。
主な業務内容は以下のとおりです。
1 特任教員(有期。職務経験、専門性により、特任准教授、特任講師、特任助教を想定)
・研究企画、研究支援、研究計画の進捗管理
・学内他部署、資金元、業務委託先等との連絡調整、書類作成
・臨時職員の監督、業務支援
2 CPSセンター職員(コーディネーター)
・研究監理、研究参加者との連絡調整、スケジュール管理
・学内他部署、資金元、業務委託先等との連絡調整、書類作成
・会計処理
・技術企画業務の補助
3 CPSセンター職員(技術企画)
・身体動作データの収集・利活用の技術企画
・CPSセンターにおける各種体験、ワークショップ、その他イベントの企画運営
・研究会、シンポジウム、その他イベントの準備および実施
・CPSセンターホームページの更新業務
・CPSセンターPC、OA機器、VR機器の保守管理、関係業者との対応
・コーディネーター業務の補助
【職種】
1 特任教員(有期。職務経験、専門性により、特任准教授、特任講師、特任助教を想定)
2 CPSセンター職員(臨時職員)(コーディネーター)
3 CPSセンター職員(臨時職員)(技術企画)
【研究分野】
・知的財産法、情報法、先端技術と法
・データ利活用の技術とビジネスモデル
・ロボット技術、VR技術のE3LSI課題
・サイバーフィジカル・サステナビリティ
【応募資格】
(全特任教員・職員に必須)
・大卒以上または同等の職務経験があること
・学内外のさまざまな人々と円滑なコミュニケーションをとれること
・学内外の教職員と協力・情報共有・期限管理をしながら、自主的に仕事を進められること
・言語力およびITリテラシーがあること
(特任教員に必須)
・大学、研究所等研究機関における研究運営、研究支援、研究広報、競争的資金獲得・管理、複数
研究者による研究の進捗監理のうち、いずれかの経験があること
(コーディネーターに必須)
・研究支援、研究監理、大学等非営利法人の会計事務、大学教員秘書のいずれかの経験があること
(技術企画に必須)
・ロボット技術、VR技術、データ利活用について知識または探究心があること
・Webサイトによる情報発信の経験と意欲を有すること
・イベント企画・運営の経験と意欲を有すること
【募集人数】
若干名
【募集期間】
2026年1月5日(月)~2026年1月28日(木)
*応募があった者から順次書類審査を開始します
【勤務時間・勤務形態】
1 特任教員
常勤(週5日、 40時間勤務相当)
2,3 臨時職員
常勤(週5日)または非常勤(週3日、 21時間勤務程度)
9時~17時(休憩1時間含む)7時間勤務(残務手当あり)
【勤務地】
慶應義塾大学 サイバー・フィジカル・サステイナビリティセンター(CPSセンター)
(慶應義塾大学 三田キャンパス内南別館651A室)
参考:https://cps.kgri.keio.ac.jp/
【給与・待遇】
1 特任教員: その職位により本学規定による(年約600万円~約850万円)
・通勤交通費補助有、各種社会保険有、直営保養所有
・残務手当・賞与・退職一時金は支給対象外
2,3 臨時職員: 時給2000円~
・通勤交通費補助有、各種社会保険有
・残務手当有
・賞与・退職一時金は支給対象外
■ 休日
土曜、日曜、祝日、年末年始、義塾の定めた日 (福澤諭吉先生誕生記念日1月10日、開校記念日
4月23日)
■ 休暇
年次有給休暇、季節特別休暇、その他(慶日・忌引等)
【雇用形態、契約期間】
・2026年4月1日より2027年3月31日まで
・勤務開始日については応相談(2026年1月から2026年3月の間の着任も可能)
・65歳定年制あり
【応募方法、採用日程】
書類審査: 下の応募フォームからご応募下さい。
https://bit.ly/49oGhnz
応募締切 2026 年 1 月 28 日(木) 23 時 59 分 59 秒
※ご応募頂き次第、随時書類選考を進めさせて頂きます。必要内定者が出た場合には、締切前に
応募を締め切ることがあります。
提出書類(応募フォームからアップロードしてください):
(1) 履歴書(書式自由・A4版・縦4cm×横3cm3か月以内に撮影の正面、上半身、無帽のカラー写真
含む)
(2) 志望理由書(書式自由・A4版2枚まで)
(3) 職務経歴書(研究履歴のある方は主な業績一覧を含めてください)(書式自由・A4版2枚まで)
※年月日は、すべて西暦を使用してください。
1 次面接: 書類審査通過の方にはオンラインで 1 次面接をして頂きます。
主に業務内容について相互に確認するための面接です。詳細についてはメールにてお知らせいた
します。
2 次面接: 1 次面接審査通過の方にはCPSセンターのメンバーに対してプレゼンテーションをして
頂きます。
詳細についてはメールにてお知らせいたします。
最終面接 2次面接審査通過の方にはCPSセンター代表に対してプレゼンテーションをして頂き
ます。
詳細についてはメールにてお知らせいたします。
最終面接終了後に学内の会議を経て決定いたします。
【お問い合わせ先】
慶應義塾大学 サイバーフィジカル・サステナビリティ・センター
担当:守沢
info-cps-group(at)keio.jp ((at)を@に変えてください)
(メールへのお問い合わせ対応は、2026年1月5日(火)以降となります)